【近況】フル罠バージェストマ
前回記事書き起こしてからから半年以上経ったので、自分が使ってるフル罠バージェストマについて変化があったことを書き残しておきます。
基本的な構築は前回
http://fevnir.hatenablog.com/entry/2020/04/29/200042
で書いたものとなります。
ちなみに今の構築はこんな感じです。↓
○前回からの変更点
最近はもっぱらフリー専なので、せっかくだからバジェ全種類入れようということでレアンコアリアも入ってますが、やはり打てるタイミング自体が少ないカードなので、もっと勝つことに重きを置く場合は抜いてしまっていいと思います。
前回からの大きな変更点といえばやはりリターナブル瓶とアーゼウスの登場ですね。
アーゼウスに関しては、自分場のバジェは耐性で墓地送りに巻き込まれることはなく、相手の盤面のみ一方的に更地にできるため文句なしのパワーカードです。
採用してる罠がどれもフリチェなこともあり、こちらもアーゼウスで巻き添えをくらうことはないのが強みです。
素材4アーゼウスが魅力的なので、可能であればダウナード・マジシャンも入れたいところですが、長期戦になるとオパビニアを3枚使い切ることもあり、こちらについては検討中です。
ただ、オパビニア単体ではセイントレアのようにそのまま素材4アーゼウスまで行くことは出来ないので、アノマロカリス成立前提のオーバーキル気味なのは否めないと思います。
一方で相手に先置きアーゼウスされた場合も、セットした罠を発動前に全て流してくる驚異になるため、威嚇和睦一括の置く順番が以前は「威嚇→和睦→一括」で置いていたに対し、今は相手のXモンスターの戦闘ケアで「威嚇→一括→和睦」の順番で置くようになりました。
続いてリターナブル瓶ですが、こちらはフル罠デッキの場合「毎ターン墓地のカードを除外して任意のカードを拾える」という驚異のパワーカードとなります。
オパビニアが成立している場合、毎ターンバジェ(主にピカイア)を拾い続けることで、自分と相手の毎ターンにリソース増しと除去を打ち続けられるため、現代テーマに対してもリソースゲーで突き放すレベルのアドバンテージを生み出すことができます。
また、マーレラと組み合わせることで、制限カードの王宮の勅命等も疑似サーチすることが可能になります。
一方で欠点として、そもそもこのフル罠バジェを構築する際に最重要視した「最低でも相手の攻めも2回以上は耐えるために初動で防御札(威嚇和睦一括+加護)を必ず握る」にそぐわない点だと思います。
当初リターナブル瓶が発売された際は、海竜神の加護を全抜きし、そのままリターナブル瓶を3投しましたが、初動で防御の構えを取ることが出来ず、そのままワンキルされる試合が何回かありました。
また、墓地の罠を除外する必要があるため、アノマロカリスが成立し、リソースガン周りな中盤は気になりませんが、初動のタイミングだと墓地のバジェを除外できないことから、初動での使い辛さが多少目立ちました。
初手で2枚リターナブルを引いた場合、1枚目が除去されない限り、2枚目がバジェの起動トリガーにしかならない点や、場に永続の枚数が増えると他の罠を置きづらい点も気になりました。
アノマロカリス+防御札(威嚇和睦一括)が成立すればかなりの優位に立てるため、そこに+αを加えるリターナブル瓶よりは初動に絶対握りたい海竜神の加護3投も自分は優先しました。
リターナブルが現在1枚なのは、絶対にハンドで被らないで仕事をしてくれるからですが、前述したとおり、リターナブル瓶が11期の圧倒的パワーカードなのは間違いないので、試合に必ず絡ませるために今後は3投に移行していければなと思います。
○今後
構築の都合上餅カエルを無効効果目当てで出すこともなく、基本的に仕事が墓地に落ちたバジェエクシーズをリサイクルできるアーゼウスor未来龍皇の素材となっているため、他のカードでもいいのではないかと最近悩んでます。
入れ替え候補として現在浮上してるのがアーマー・カッパーで、理由としてはアノマロカリスが成立し、リソース面でも余裕があるにも関わらず威嚇和睦一括がないせいで相手ターンへの防御に不安がある時に出すためです。
アーマー・カッパーの⑵の効果が生きた和睦の使者のため、任意のタイミングで和睦を構えられると考えるとかなり魅力的ですが、効果の発動タイミングが戦闘を行うバトルステップと限定されすぎており、除去が当たり前の現代でバトルフェイズまでカッパー残ってるビジョンが全然見えないのが懸念事項です…。
また、カッパーを出せるタイミングはほぼ間違いなくオパビニアと合わせて未来龍皇まで行けるので、素直にアノマロカリス+未来龍皇でターンを渡した方が良さそうなのは否めません。
とりあえず今回はここまで。